ベトナムや中国でカバン・バックの製造工場を探す時のポイント

「ベトナムのカバン・バックの工場、どこか良い所ない?」

 

 

最近、お客さまからこの質問を受けることがよくあります。

 

ベトナムや中国で、カバン・バックの製造工場を探す時は、

 

「数量」「納期」「商品の内容」「アイテム」「価格」「予算」「取引条件」

 

などがポイントになります。

 

これらの条件を全て考慮した上で、最適な工場をご紹介するのです。

 

商品の内容によって、地域ごとに得意、不得意があり、

対処できるキャパシティの問題も考慮する必要があります。

 

 

納期・予算共に余裕がある場合は、ベトナムのハノイハイフォンの

カバン・バック製造工場がお勧めです。

 

ベトナムは、ファッションバックの要望が多くなってきています。

 

ただし、最近のベトナムのカバン・バック製造工場は、

季節による数量の変動がない、定番モノのカバン・バックを作りたがります。

 

その方が作り手は効率が良く利益を出せるからです。

 

だんだんベトナムのカバン・バック製造工場の経営陣も

足元を見るようになっているので、関係性ができていない会社との

交渉は足元を見られるかも知れないので、注意してください。

 

 

スピードが一番速いのは中国です。

 

ハノイ、ハイフォンは中国のプラス1週間かかります。

 

ホーチミンは中国のプラス3週間ほどかかります。

 

ファッションバックの要望が多い。

 

 

小ロット、短納期、低価格、多品種のカバン・バック製造は

今や、注文を取る戻そうとやっきになっているカバン・バック製造工場

しか、受けてくれません。

 

ベトナムは今や条件が良い仕事しか受けたがらない。

 

これは昔、日本のカバン・バック製造技術が、

中国大陸へと流れていった生産現場と同じ状況です。

 

ベトナムへの進出の勢いは止まりません。

 

でも最近は、カバン・バックの生産拠点を

中国に戻すカバン・バック製造の会社も出てきました。

 

内容にもよりますが、スピードは中国

価格はほぼ中国とベトナムは同じですが

中国の方が、驚きの価格提案を出す工場が存在します。

 

ベトナムや中国でカバン・バックの製造工場を探す時のポイント・・・

 

その結論は、中国とベトナムを案件別に使う分けるのが一番得策、

 

という答えに落ち着きます。

 

 

カバン・バック・革小物の国際総合サービス会社

株式会社アイ・パック 代表取締役 藤川 和也

 

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コメント: 2
  • #1

    加藤知朗 (金曜日, 09 12月 2016 01:40)


    突然のメールで失礼致します。
    数年前にイオン品川シーサイド店で購入したカバンが気に入ってます。
    同じものを購入したいと思っていますが、貴社の製品でしょうか?
    カバン内側の布にMADE IN VIETNAM KTM31212と書いてありました。

  • #2

    藤川 和也 (金曜日, 09 12月 2016 12:56)

    加藤様 コメントありがとうございます。
    当社はカバン・バックに関する製造を支援する会社ではありますが、メーカーではございません。また、数年前とのことですので、当社がベトナム進出する前になります。
    そのカバンを購入されたイオン品川シーサイド店に問い合わせるのが一番確実だと思います。
    お力になれなくて残念なのですが・・・