設備 & 業務案内
I-packの検品は、ライン方式ではなく、セル方式(屋台方式)を採用。
これにより、日本向けの小ロット多品種に適合しやく、生産効率や品質が安定化します。
検品の対象は、カバン、バッグ、財布などの革小物を中心に行っています。
ライン方式検品
メリット……・大量の商品の早い処理には向きます。
デメリット…・工員が一つの作業しか把握しないため、
ミスが出やすくなります。
・全員に行程を教えて理解させるのに時間がかかる。
・小ロット多品種に効率よく対応する事が難しい。
セル方式検品
メリット……・全工員が全ての行程を理解し、相互チェック機能が働くため、
マネジメントの質が向上します。
・小ロット多品種を同時に検品する事ができる。
・熟練工を要し、不良が多い時、全体の体裁を一人の人間がやって行くので、
格上げ作業がしやすい。
・立ち上がりや管理がしやすい。
デメリット…・一人の人間が全体的に見て行くので、見落とす可能性がもある。
・班長の動く距離が長く、一度に全てを確認する事が難しい。
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この両方のデメリットを解消するべく、2014年より
ライン方式とセル方式の両方の特性をミックスした
ラインセル方式という新たな検品手法を開発しました。
ラインセル方式検品<独自の新方式>
メリット…
●セル方式とライン方式の良い所を使った方式。
●小ロットから中ロットの効率アップをはかる。
●重欠点検品からの通常検品の流れがスムーズになり、重欠点の見落としが激減。
●セル方式を経験した事があるメンバーのなせる方式。
●ライン方式と違い、少人数で対応ができる。
●班長が前後にて2ラインを同時に見る事ができ、現場の効率を図る事ができる。
●複雑な商品であれば、全ての机を利用し行程別に分ける事も可能である。
●小ロットでも少人数で作業をすれば、通常のライン方式に比べ効率が良い。
このように、新たに開発したラインセル方式では、少人数で小ロットも
大ロットも両方に対応できる柔軟性を持ちつつ、最大限の効率アップが
見込めるようになりました。