先日、ベトナムのホーチミンにて、日本人が立ち上げた
サイフ・手帳・革小物の工場を訪問しました。
この会社を経営するAさんは、私が株式会社モリトに勤めていた頃の
仕入れ先で、私の特性名刺をいつも机の下敷きに飾ってくれている程、
個人的に長年可愛がっていただいている方です。
Aさんは、中国の工場をで20年間経営し、3年前からベトナムホーチミン
に来て、ゼロから工場を立ち上げられました。
お互いに、日本→中国→ベトナムと活躍の場が共通しているので
そろそろお互いのビジネスで協力し合って、何かコラボレーションが
出来ないかを模索するための会合です。
Aさんはお父さんも親戚にも職人さんが多く、モノ作りの血が
生まれつき流れているような方で、師匠にあたる業界でNO1の
お父さんは、三浦友和と山口百恵の結婚式の引き出物の作成した程、
業界の有名人で、製品は全て日本の百貨店や専門店に納入しています。
その血を受け継いだAさんのモノ作りへのこだわりも全く妥協がなく、
ホックなどのパーツもモリト製、テープなどの加工剤も日東製、
ミシンや断裁機などの製造機械も全て日本から日本製を輸入・調達。
サンプル品などの作成も、時間の合間を見て自ら製作し、
ベトナム人スタッフに見せて教え、最終の仕上げ加工は、
全て社長自ら行うこだわりようです。
出来るだけ簡単に他社に真似されないよう製法もこだわり、
オンリーワンの商品商品を目指し、現状ベトナムでは
No1の技術を持ってやっていると断言されています。
Aさん曰く、モノ作りが大好きで、物を売っている時より、
物を作っている方が自分に満足感があると言っていました。
Aさんは、お父さんから受け継いだ技術を、ベトナム人に
本気で伝えようとしています。
実際に僕の目から見たAさんは、日本にいるより生き生きしています。
成長途中のベトナムの熱気が、Aさんのやる気を再燃させたのでしょう。
中国でもベトナムでも、日本人がこの業界でここまでやっている工場は
他にないと思います。
Aさんの生き様に、職人の魂を感じました。
カバン・バックの総合サービス会社
株式会社アイ・パック
代表取締役
藤川 和也
http://www.i-pack-solution.asia
※納得いく防菌防カビ剤が世の中に存在しなかったので
自社開発して作っちゃいました。
↓
効き目はすごいが、商品や体に優しい
香りもきつくない防カビ・防臭剤「防菌包」
いよいよベトナムでも販売開始です。
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