ベトナム・ハノイでは、当社アイパックは、毎年竹かごバックの
貿易のお仕事をお手伝いしています。
当社アイパックは、クライアント様の竹かごバック工場に機材を持ち込み、
毎日検品、出荷します。
このビジネスは、日本、中国、ベトナムの三カ国間でのやり取りをした上で、
最後は原産地証明をつけての出荷が必要になるので、ビジネススキームが
なかり複雑で、全体像を把握できなければ出荷が出来ません。
通常の工場では、ここまでの対応は不可能だと思われます。
そこで当社アイパックの出番となるわけです。
以下がこのスキームの概要です。
↓
1:中国と日本から、袋部分の材料の生地を輸入。
ハイフォン港に届いた材料をハノイの工場にお届けします。
2:工場で竹かご部分を生産。当社アイパックが検品します。
3:袋部分が縫える外注工場で袋を生産。当社アイパックが検品します。
4;完成した袋を、竹かごの工場に輸送し、竹かごと袋を手縫い作業で接続。
当社アイパックが検品します。
5:竹かごが輸送時に壊れないように、エアーパッキンでの個装で梱包を行い
箱入れ。さらに防菌剤と乾燥剤を当社でご用意し、設置。
6:ハイフォンにある当社アイパックの検品場に商品を輸送し、X線検針を実施。
7:提携しているSITCの船で輸送。日本へと出荷します。
当社のスタッフ(中国人とベトナム人の管理者)は、現地の工場とお客様、さらに
中国の運送会社とベトナム現地の船会社と連携してこのスキームをこなしています。
工場との納期の調整や品質を安定させ、出荷後の問題が起きないようにする為の
梱包対応全てをベトナムハノイとハイフォンで実施しています。
このスキームに関して、私の役割は口頭での説明と確認のみ。
優秀な当社のスタッフ(中国人とベトナム人の管理者)が
自発的に思考・行動してビジネスを動かしてくれています。
自社の社員ながら、いつも本当に頼もしい限りです。
来年は、このスキームと優秀なスタッフの能力を活用し、
更にベトナムでの雑材バックのビジネスを広げていければと考えています。
ベトナムと中国を基点に日本と世界を繋ぐ
カバン・バック・革小物の国際総合サービス会社
株式会社アイ・パック 代表取締役 藤川 和也
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