カバン・バックのビジネスをどの国でも成功させる大事なポイント

毎年数回訪れている、先日ご紹介したベトナムのカゴバックの工場ですが、

毎回訪問する度に、新し商品を目にします。

 

魚の干物を作るカゴなど、実用的なものもありますが、

欧米向けの斬新なデザインは目を見張るものはあります。

 

このベトナムのカゴバックの工場は、日本向けの商品はごく僅かで、

世界中のバックのオーダーをこなしています。

国や地域によって、カバン・バックに対する趣向も違いますので

いろんなデザインに対応する必要があります。

 

 

下記の写真のブルーの壺みたいな商品は、ブルーの箇所が竹製で

工場で青色に着色しています。

 

同業他社との差別化、独自化を実現する商品を作るためには、

どこの工場でもできる技術で商品開発阿しても

完成した商品に代わり映えや個性は生まれません。

 

カバン・バックのメーカー側も、現地のいろんな工場を視察し、

情報を集めた上で、工場選びをしているのだと感じます。

 

こういった点でも、当社アイパックの情報と人脈は、

カバン・バックを作りたいお客様のお役に立てると自負しています。

 

 

今回訪れたここのベトナムのカゴバック工場は、作る技術はあっても

自ら商品を開発する能力はまだ無いようです。

しかし、自社の強みを高め、活かすことを意識してビジネスをしているそうです。

 

この工場の経営者とは、毎年会ってお話をしますが、全く商売っ気が無く

素朴で誠実なイメージの田舎の青年のような人です。

 

こんな真面目な工場に、無理難題な納期や価格を押し付けてビジネスしても

誰も幸せになれません。

 

当社アイパックの企業理念の「三方良しの精神」をしっかりと持ち、

工場の利益を考え、お客様の利益も考え、アイパックの存在価値を出し

そこに利益を出す事、これがどの国でビジネスする時も、

とても重要だと改めて思いました。

 

発注してくれる人、作ってくれる人、売ってくれる人、

買ってくれる人、すべての人が存在してくれるお陰で

このカバン・バックビジネスが成り立っているという

当たり前の事実を、今一度噛み締めながら、

今後も「三方良しの精神」でこの業界を盛り上げていきたいと考えます。

 

 

 

ベトナムと中国を基点に日本と世界を繋ぐ

カバン・バック・革小物の国際総合サービス会社

株式会社アイ・パック 代表取締役 藤川 和也