イタリアでカバンビジネスをする時に気を付けるポイント

 

イタリアの出張からベトナムに戻りました。

 

今回、イタリアで達成出来たミッションは以下の5つです。

 

 

1:ミラノでの服飾展示会の視察

2:ミラノでのバックの展示会の視察

3:ミラノでのバックの材料展示会の視察

4:フィレンツェの新事務所の内装工事の確認

5:今後、ヨーロッパの拠点にするフィレンツェでの家探し

 

 

2週間で足早に3つの展示会を視察して回りました。

 

ミラノでのバックの展示会は、やはり作品を置いている感じが強く、

売ると言うよりは見せると言う商品が中心で、

人が普段使用すると言ったバックの実用性は感じませんでした。

 

デザイン優先のモノ作りですね。

 

 

材料展示会は去年も見学に来ましたが、

今年は中国企業の参加が目立ちました。

 

日本の展示会もそうですが、まだまだ中国勢強しと言う感じを受け、

新鮮味は感じませんでした。

 

欧州全般的に言えることですが、こちらイタリアも景気は良いとは言えず、

日本と同じでデフレ傾向です。

 

価格が安い商品が売れ筋になるのは、全世界同じ傾向ですね。

 

展示会を視察する以外の時間はフィレンツェに戻り、

会社の内装手配をしたり、住まいを探したり、家具を見に行ったり、

車を見に行ったりと精力的に動いてきました。

 

更に、現地での人材の募集や面接等、会社の立ち上げや

生活に関わる業務を行ったのですが、なかなか思うようには進まず、

時間ばかりが過ぎて行き、ストレスをかなり感じました。

 

とにかくアジアと比べて、ヨーロッパのペースは遅い・・・

 

イタリアは政府期間の動きが遅く、

イタリアの業者の対応もノンビリしています。

 

民間ともに動きが遅いのです。

 

むしろ日本人や中国人、ベトナム人等、アジア人のビジネス感覚が

早すぎるのかなと考えさせられました。

 

時間の流れを意識して組み立てないとビジネスが出来ないと痛感しました。

 

我慢が必要ですね。

 

しかし、何とか今回の目標は達成して帰る事が出来ました。

アジアに戻ったので、これから徐々にペースアップです!

 

 

 

 

ベトナムと中国を基点に日本と世界を繋ぐ

カバン・バック・革小物の国際総合サービス会社

株式会社アイ・パック 代表取締役 藤川 和也