今年も「ボトムアップ」というテーマでマネージャークラスの社員研修を開催

11月1日から5日まで、今年もベトナムのホーチミンにて

マネージャークラスの社員研修を開催いたしました。

 

今年も各拠点から管理者クラスの社員が集まり、

日本からいつものソウルプロダクツの中野先生をお呼びして開催しました。

 

今年の研修のテーマは「ボトムアップ」

 

中国人が中心で構成されている当社は、社員育成も中国人目線で

内容を考える必要があります。

 

社会主義共和制国家である中国は、基本的に国からのトップダウンで

物事が決まり、国民はそれに従います。

 

その感覚になれている彼らに、自社の方針や状況に合わせて

自ら考え企画し、行動して結果を出し、検証するというPDCAの循環は

かなり難しいようです。

 

今回は事前にテーマを教えて、各地域で私が自らプレセミナーを開いていたのですが、

なかなか良い回答が出ません。

 

3年前から言ってきた事が大分良くなっているにもかかわらず、

最終決断を出して新しいビジネスをやると言うところまでには至らない現状です。

 

一番のポイントは管理者が自ら、細かい仕事をやってしまい、

仕事をやった気になって家に帰ることが大きい問題だと説きました。

 

これでは管理者の部下が育ちません。

 

管理者のメンバーは、それぞれ優秀ではありますが

成長してくれたこその、新たな成長の壁が「任せる」という段階です。

 

そこで今後は、既存の全ての作業仕事を部下に渡し、

現状の部下が受け入れられなければ、新しい人を入れて

先ずは自分がフリーになる事を徹底的に話しました。

 

管理者は暇になった状況で、初めて新しい仕事について考えることができる

という事を、今になってやっと分かった人も多く、

1年間振り返って何も結果が出ていない事に対して

やっと恥ずかしい気持ちを持って参加していました。

 

向き不向きの仕事がある事は理解しますが、

同じ事を同じように繰り返して仕事をしても結果は毎年悪くなるだけです。

 

その事を頭に叩き込んで次の道を考えて行く必要があります。

 

実際、当社アイパックは、毎年新しい事にチャレンジする事で

前年対比で伸びています。

 

今も常にチャレンジしています。

 

会社の文化を植えつける事は時間がかかるのだなと、改めて思いました。

 

来年は何をしようかな?

 

当社アイパックは進化の歩みを止めません!

 

 

 

ベトナムと中国を基点に日本と世界を繋ぐ

カバン・バック・革小物の国際総合サービス会社

株式会社アイ・パック 代表取締役 藤川 和也