ベトナムで奇跡的に出会った革工場のイタリア人とイタリアで商談

以前、ベトナムの弊社ハイフォン支社のスタッフが、

靴の工場を訪問したことがありました。

 

そこで偶然にあるイタリア人と出会ったそうです。

 

そのイタリア人の会社はクツを中心にビジネスを展開しているのですが、

バッグのビジネスにも興味があるとのこと・・・

 

数日後、そのイタリア人がホーチミンを訪問した際に

秘書を通じて、私の携帯に直接電話連絡をくれました。

 

「市内のイタリア料理屋さんで食事してるから来ませんか?」

 

すでに自宅で夕食を済ませていた私でしたが、

折角の機会なので、指定のイタリアンレストランでお会いしました。

 

美味しい料理とワインを一緒に飲み、ビジネスの話をしました。

 

英語での会話でしたので、理解度に不安があり、一緒に来ていた

華僑の通訳さんんも中国語があまり上手では無く、意思疎通が不完全・・・

 

なので、今度イタリアの先方の会社に行くと約束をしました。

 

そしてこの度、イタリアの会社にやっと訪問が実現。

 

皮専門の化学薬品工場でした。

 

場所はミラノより南に30分で、ジェノバより北に30分行ったロケーション。

 

ここは北海道と錯覚するくらいののどかな農村地でした。

 

フィレンツェの弊社からは3時間半かかりましたが渋滞もなく順調に行けました。

 

その会社のメイン商品は、高級レザークリーム。

皮の手入れや、汚れ取り、防カビ加工等の皮商品を保護する商品でした。

 

その他にも、色々な事業を展開しています。

 

例えば皮の染色の時に入れる臭い消しの液体や、

防カビ効果のある液体(一般的にイタリアの普通の基準では両方入っているそうです)

 

その他、皮の表面に塗る液体で皮の色を変色させて

古く見せたりするダメージ加工とかもありました。

 

早速、この会社の商品を試してみたくなり、汚れ取りクリームと保護クリームと

防カビクリーム、ダメージ加工液体をサンプルを提供していただきました。

 

現状の完成品にこれらの商品を使う事により

何か違った商品になるのではと期待をしています。

 

商談後、地元での有名なリゾット屋さんに連れて行ってもらいました。

 

長閑な田舎の風景の中、美味しく食事をさせてもらいました。

 

今回、奇跡的に出会ったこのイタリア人、

普段は中国とベトナムを行ったり来たりしているので

いろんな情報交換が出来そうです。

 

結局ビジネスのコアになるのはいつも「人」との出会い・・・

 

今回の新たな出会いも、次の新しいビジネスに繋がる予感が止まりません!

 

 

 

 

ベトナムと中国を基点に日本と世界を繋ぐ

カバン・バック・革小物の国際総合サービス会社

株式会社アイ・パック 代表取締役 藤川 和也