イタリアの検品工場の再開と、WITHコロナへの対応策

久しぶりの近況報告です。

 

コロナ禍が収束に向かいつつあるとは言え、

世界的な影響が出ていますね。

 

世界の感染者数は470万人を超えました。死者は、31万5000人。

 

経済は、1929年からはじまった世界恐慌並の惨事になっています。

 

そんな中、当社のイタリアのカバン・バッグ検品工場が

5月11日から稼働を再開しました。

 

イタリアのカフェやレストランは18日から再開しています。

 

しかし、イタリアでは施設や店舗の条件があります。

 

「消毒」です!

 

当社も消毒業者の予約待ちでやっと再スタートを切れましたが

ロックダウンする前に依頼をもらった案件を少しづつこなしている状態で、

完全復帰にはもう少し時間がかかりそうです。

 

お休みの間、世界は一変しました。

 

中国では一番早くロックダウンをし、自宅待機を余儀なくされ、

ベトナムでは会社はそのまま出勤でしたが、学校関係は全て休校。

イタリアも北部からだんだんお休みになり国全体がお休みになりました。

 

各国の対応が良いの悪いのといろいろ世間は言っておりますが、

何を基準に話をしているのでしょうか。

自宅でテレビを見ていていつもそう思ってしまっている自分がいます。

 

どこの国のトップも良い事をやっても文句言われるし、

ダメな事をやっても文句言われるし、

何もやらなくてみ文句を言われるので

悲しい立場だと横目で見ながら感じています。

 

日本のお客様の中にも、商品の動きが完全にストップしている会社も出始め、

それに合わせて工場も長期休暇や廃業や倒産と、様々な動きが出てきております。

 

経済が復活しても生産地が無くなっているという問題も考えなければならないし、

従来のビジネスモデルでは販売も生産も難しくなってくる事が予測されます。

 

先日、日本のテレビで紫外線がコロナウィルスに効果があると言う番組を見ました。

 

アイパックも、

紫外線のウィルス除去作業と検針が同時に出来る
スタイルの
独自開発が完成し、

取り急ぎ青島と広州2箇所に導入しました。

 

この辺りの研究や情報も今や中国の方が早く

日本は遅れを取ってる感じが否めません。

 

AI導入に関しても日本は政府も各自治体も体制の整備が遅れています。

 

学校等の教育現場も今や中国はもちろんのこと、

日本からODAで支援金を受けているベトナムですら再開しています。

 

先進国とは過去の栄光で、いまや日本はAI後進国になってしまい

このコロナウィルスの件で一気に顕著になった感じを受けます。

 

古き良き文化と新しい革新的な技術が重なって

国も企業も発展して行くのだとつくづく痛感いたしました。

 

これからはWITH コロナの社会を考えて

当社アイパックも、会社として何が出来るかを考えて動こうと思っています。

 

 

 

中国・ベトナム・イタリアを基点に日本と世界を繋ぐ

カバン・バック・革小物の国際総合サービス会社

株式会社アイ・パック 代表取締役 藤川 和也